Oracle エラーの対応方法・解決方法を解説します

ORA-12537

エラーメッセージ  

ORA-12537: TNS: 接続がクローズされました
ORA-12537: TNS:connection closed
 
 

基本的なエラーの内容  

ネットワークのコネクションがクローズされたというメッセージです。
Oracleの設定の問題で発生する場合もありますが、一時的なネットワークの瞬断やファイアウォールやネットワークの設定が原因で発生する可能性もあります。

 
 

確認事項および対応  

  1. 共に出力されているエラーがある場合はそのエラーの対応方法を確認する
  2. データベースが起動していることを確認する
  3. tnsnames.ora で接続先ホストがホスト名で設定されている場合、IPアドレスに変更してみる
  4. DBサーバ側のリスナーがDBサーバのバージョンより低くなっていないか(Oracle10gのデータベース環境でOracle9iのリスナーを使用している等)を確認する
  5. sqlnet.ora ファイルで TCP.VALIDNODE_CHECKING=YES 、TCP.INVITEDNODES を設定している場合に発生する。これらのパラメータの設定が合っているか、設定してある場合は一旦設定を削除してみる。
  6. sqlnet.log に出力されている nt secoundary err など別のエラーの情報から対応を行う。
     
     

詳細  

上記を行ってもエラーが変わらない場合一旦クライアント側 sqlnet.ora を削除する、DBサーバ側で別のリスナーを起動し、そこに接続するように設定を行って試してみることで解決の糸口をつかめる可能性があります。

 
 

関連エラー  

ORA-03113: 通信チャネルでファイルの終わりが検出されました。
ORA-12535: TNS: 操作はタイム・アウトしました。
ORA-12571: TNS: パケット・ライターに障害が発生しました

 
 

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